元祖作りおきレシピの料理研究家夏梅美智子です。

北海道 上士幌町 加藤農場さんからのじゃが芋色々。
愛情込め育てたじゃが芋なので、「簡単美味しい食べ方教えて」のリクエストにお応えしました。

 

 

 

１） 先ずは定番肉じゃがです。
牛肉と鶏肉で煮汁は全く同じで作ります。

 

4人分で肉は約３００ｇ、じゃが芋は５００ｇでたっぷり玉ねぎは1個。
あとは好みで人参や白滝干し椎茸等好みで加えてくださいね。

先ずは肉を油でさっと炒めます。

具材を加えひと混ぜしたらだし汁2カップ、砂糖、醤油 各大さじ３、酒大さじ２を注ぎます。
煮立つたら中火で落し蓋をして約20分、さっと混ぜて同様に15分煮て冷まします。
冷ましている間にじっくり味が染み込んで、更に美味しくなりますよ。
食べる時もう一度温めて食べましょう。
たっぷり作って次の日もさらに美味しいです。
煮汁の黄金比率で楽うま煮物献立出来上がります。

 

今回使った芋は肉じゃがはインカのめざめ、鶏じゃがはとうやで作りました。
ジャケットポテトは洗ったじゃが芋をホイルに包んで200度のオーブンで約60分大きさにもよりますが、竹串がすっと通ればＯＫです。（芋はジャガキッズ、とうや、男爵等）
じゃが芋に切り込みを十文字に入れて、乾いた布巾等でもって少しつぶし加減にほぐします。
ミートソースやトマトソースをかけて、おやつやピクニックにピッタリです。

２） ミートソース
ニンニク1/2片玉ねぎ1/2個みじん切りにし油で炒め、合いびき肉２００ｇトマト缶1缶を加えてチキンブイヨン、ローリエ、塩、ナツメグ、胡椒少々で調味します。
仕上げに粉チーズやバジルの葉を添えても良い。

３） トマトソース
ニンニク1/2片、玉ねぎ1/2個、セロリ5㎝をみじん切りにして油で炒めトマト缶を加えて、チキンブイヨン、ローリエ、塩胡椒、ハチミツで調味します。
仕上げにピザ用チーズとベーコンの細切りをのせてオーブンでチーズがとけるまで焼いてパセリを降ります。

 

元祖作りおきレシピの料理研究家夏梅美智子です。

人参の飾り切りをご紹介します。

準備する道具
・ペティナイフ
・抜き型

 

１） 人参は1㎝強の厚さに抜き型で抜きます。

 

２） 先ずは花びらの間から中心に向かって斜めに切り込みを入れます。

 

３） 切り込みに向かって花びらを立体的になる様に薄く丸く削り取ります。

 

反対側も削りペティナイフの方向をかえて反対側も同様に切る。

 

４） 片側 5枚薄く削り取れた所です。

 

５） 全体一巡して仕上げる。

 

花びらを意識して丸くカーブをつけてむくのがコツです。
反対側も同様にむくと更に立体的に素敵な梅型人参になりますよ。

元祖作りおきレシピの料理研究家夏梅美智子です。

 

それぞれの食材の持ち味を生かし、別々に薄味で煮て、一つの器に盛り合わせた炊き合わせ。
今回はかぼちゃを木の葉型に、人参は梅型でぬいて飾り切りに仕上げました。

 

木の葉かぼちゃの飾り切りをご紹介します。
切り込みを入れながら、皮の緑色と、実の黄色の切り方

 

１）種とワタをスプーン等で除いてくし形に切る。
まな板にしっかりとかぼちゃを固定して、実の方から包丁を入れて切る。

 

２）木の葉の形作り。
面取りをして、かぼちゃのきれいな黄色を見せます。
木の葉の形を意識しながらきる包丁を入れましょう。

 

３）葉脈を入れます。
中央に切り込みを入れ　両側から薄く削り取る様にして葉脈の中央を作る。
中央から2本位づつ細い葉脈を短く切り取る。。

 

 

完成イメージ

飾り切りのひと手間を加えるだけでいつもの食材も美しく、味のしみ込みもよくなります。
いつものかぼちゃの煮物もおもてなし仕上げに！

次回はにんじんの飾り切りの作り方をご紹介します。